帰化FAQ

帰化

帰化申請を考えていますが、どのような条件を満たす必要がありますか?

  • 2月 17 2025
  • FESO
 

 

 質問内容)

①相談種別:国籍(帰化) 

②申請種別:帰化申請 

③状況概要:韓国籍女性、40歳、既婚(配偶者は日本人)。2010年に配偶者の転勤で日本に移住。以降、日本で生活。現在はパート勤務で収入は安定している。子どもが2人おり、2人とも日本国籍。 

④質問:帰化申請を考えていますが、どのような条件を満たす必要がありますか?また、韓国籍のまま日本国籍を取得することはできますか?

 

 

 回答)

ご質問ありがとうございます、帰化申請をご検討中とのことですね。

帰化申請には、いくつかの条件があります。

  1. 1. 住所要件: 引き続き5年以上日本に住所を有していること。
    2. 能力要件: 18歳以上で、本国の法律によっても成年者であること。
  2. 3. 素行要件: 素行が善良であること。(納税、年金保険料納付、交通違反、犯罪歴などが主な審査対象)
  3. 4. 生計要件: 十分な収入があり、安定した生活を送ることができること。
  4. 5. 重国籍の禁止: 原則として、外国籍を放棄すること。
  5. 6. 日本語能力: 日本語能力があること。

ご質問者様の場合、日本での居住歴が10年以上あり、パート勤務で収入も安定しているため、原則的な住所要件、能力要件、生計要件、日本語能力要件は満たしていると考えられます。

また、日本人の配偶者で引き続き三年以上日本で暮らし現在も日本に住所がある方は上記1及び2の条件を備えないときでも帰化が可能とされます。同様に婚姻の日から3年を経過し、かつ、引き続き1年以上日本で生活する方についても、同様です。

 

韓国も日本同様に二重国籍を認めていませんので韓国籍のまま日本国籍を取得することは、原則としてできません。帰化申請をするには、韓国籍を放棄する必要があります。

ただし、例外規定もあります。例えば、本国の法律で外国籍の離脱が認められていない場合や、特別な事情が認められた場合は、外国籍を保持したまま日本国籍を取得できる可能性があります。

 

帰化申請は複雑な手続きであり、専門的な知識が必要です。

このサイトでは、帰化申請に関する情報発信等のサポートを行っております。具体的な相談をご希望でしたら、一度お問い合わせください。

 

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