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【留学生必見】日本到着後の生存戦略!最初にすべき必須の行政手続きガイド

  • 5月 17 2025
  • FESO

日本の大学や専門学校への入学、おめでとうございます!期待と少しの不安を胸に、いよいよ日本での留学生活がスタートしますね。しかし、楽しい留学生活を始めるためには、到着後すぐに済ませておくべき重要な行政手続きがあります。

この記事では、留学ビザで日本に到着した皆さんが、まず最初に行うべき必須の行政手続きを、行政書士の視点から実践的にガイドします。これらをスムーズに完了することで、安心して日本での生活をスタートさせることができます。

到着後、最優先で行うべき行政手続き

日本に到着したら、以下の手続きを速やかに行う必要があります。これらの手続きは、あなたの在留資格を正式なものとし、日本での生活に必要なサービスを受けるための基礎となります。

1.在留カード(在留カード)の受け取りと確認

  • 手続き場所: 主な空港(成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港、新千歳空港、広島空港、福岡空港)では、入国審査時に在留カードが交付されます。その他の空港や港から入国した場合は、市区町村役場での住居地届出後に、後日郵送で送られてきます。
  • 重要なポイント: 交付された在留カードの記載内容(氏名、生年月日、国籍、在留資格、在留期間など)に間違いがないか注意深く確認してください。もし誤りがあれば、その場で入国審査官に申し出る必要があります。

2.住居地の届出(住居地の届出)

  • 手続き場所: 日本に住居が定まったら、14日以内に、その住所地の市区町村役場の窓口で住居地の届出を行う必要があります。
  • 必要なもの(一般例):
    • 在留カード(原本)
    • パスポート
    • 住居を証明する書類(賃貸契約書、寮の入居証明書など)
  • 手続きの流れ: 窓口で所定の届出書に記入し、必要書類とともに提出します。手続きが完了すると、在留カードにあなたの住所が記載されます。この住所が、日本におけるあなたの公式な住所となります。

3.国民健康保険(国民健康保険)への加入

  • 手続き場所: 住居地の届出を行った市区町村役場の国民健康保険担当窓口で手続きを行います。
  • 加入義務: 日本に3ヶ月以上滞在する外国人は、原則として国民健康保険に加入する義務があります。
  • 必要なもの(一般例):
    • 在留カード(原本)
    • パスポート
    • 学生証
    • 印鑑(サインでも可能な場合があります)
  • 手続きの流れ: 窓口で所定の加入申請書に記入し、必要書類とともに提出します。加入手続きが完了すると、国民健康保険被保険者証が交付されます。これにより、医療費の自己負担額が通常3割になります。

4.銀行口座の開設(銀行口座の開設)

  • 手続き場所: 各銀行の窓口で行います。
  • 推奨時期: 比較的早めに開設しておくと、生活費の管理やアルバイト収入の受け取りなどに便利です。
  • 必要なもの(一般例):
    • 在留カード(原本)
    • パスポート
    • 学生証
    • 印鑑またはサイン
    • 電話番号(日本の携帯電話番号)
    • 口座開設の目的
  • 注意点: 銀行によって必要書類や手続きが異なる場合があります。また、開設までに時間がかかることもあります。詳細は、別のコラム記事「【留学生必見】日本での銀行口座開設はできる?おすすめの銀行と手続きガイド」をご参照ください。

手続きをスムーズに行うための重要なアドバイス

  • 早めに手続きを開始する: 上記の各手続きには期限があります。特に住居地の届出は14日以内と定められていますので、到着後できるだけ早く手続きを開始しましょう。
  • 必要書類を事前に確認する: 各手続きに必要な書類は、市区町村役場や各機関のウェブサイトで事前に確認できます。不足があると、手続きが再度必要になることがあります。
  • 日本語に不安がある場合は手伝いを求める: 手続きに不安がある場合は、学校の留学生センターの職員や、日本語が堪能な友人、ボランティアなどに手伝いを依頼しましょう。
  • 控えを保管する: 各手続きで受け取った書類の控えは、大切に保管しておきましょう。

これらの手続きを怠るとどうなる?

これらの必須の行政手続きを怠ると、以下のような不利益が生じる可能性があります。

  • 在留資格の管理上の問題: 住居地の届出を怠ると、在留資格の更新などに影響が出る可能性があります。
  • 国民健康保険の未加入: 病気や怪我をした際に、高額な医療費を全額自己負担しなければならなくなる可能性があります。
  • 銀行口座の開設の遅れ: 生活費の管理やアルバイト収入の受け取りが不便になります。

行政書士からのメッセージ

日本での留学生活は、 法的手続きをしっかりと行うことから始まります。上記の手続きは、皆さんが日本で安全かつ安心して生活し、学業に専念するための基盤となります。もし、これらの手続きに関して不安なことや疑問点があれば、遠慮なく行政書士にご相談ください。日本での充実した留学生活を法的な側面からもサポートさせていただきます。

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