
質問内容)
①相談種別:在留資格(ビザ)
②申請種別:永住許可申請
③状況概要:アメリカ国籍の男性、35歳、既婚(配偶者は日本人)。2018年4月に「技術・人文知識・国際業務」の就労ビザで来日し、現在IT企業に勤務。年収は600万円。日本での生活は7年目。
④質問:永住権を申請したいのですが、どのような条件を満たす必要がありますか?また、申請に必要な書類は何ですか?
回答)
ご質問ありがとうございます。永住権の申請をご検討中とのことですね。
永住権を取得するには、以下の要件を満たす必要があります。
- 素行善良: 犯罪歴がなく、日本の法令を遵守していること。
- 独立生計: 十分な収入があり、安定した生活を送ることができること。
- 国益適合: 永住が日本の国益に合致すると認められること。
(1)原則として引き続き10年以上本邦に在留していること。この期間のうち就労資格又は居住資格をもって引き続き5年以上在留していること。
(2)罰金刑や懲役刑などを受けていないこと。納税義務等公的義務を履行していること。
(3)現に有している在留資格について最長の在留期間(当分の間3年間でも可)をもって在留していること。
(4)公衆衛生上の観点から有害となるおそれがないこと。
ご質問者様の場合、日本での居住歴が7年と、10年の要件を満たしていませんが、日本人配偶者であるため、特例規定が適用される可能性があります。
この特例規定では、日本人と結婚している場合、実体を伴った婚姻生活が3年以上継続し、かつ、引き続き1年以上本邦に在留していることで特例として10年の居住要件を満たしたとみなされます。
ご質問者様は結婚3年以上、日本居住7年ですので、この特例規定を利用して永住権を申請できる可能性があります。
申請に必要な書類は、こちらの一覧に加え、永住を希望する理由などを記述した理由書です。
上記以外にも、個々の状況によって必要な書類が異なる場合があります。
永住権の審査は厳格であり、専門的な知識が必要です。
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