①相談種別:高度専門職ビザについて
②申請種別:新規申請
③状況概要: お世話になります。私はインド国籍の45歳の男性、ラヴィ・クマールと申します。インドの大学でコンピューターサイエンスの博士号を取得し、IT分野で15年以上の研究開発経験があります。日本の大手IT企業から、AI研究開発のプロジェクトリーダーとして採用内定をいただきました。
④質問: 高度な専門知識や技術を持つ外国人が取得できる「高度専門職」というビザがあると聞いたのですが、私は該当しますでしょうか?また、どのようなメリットがありますか?
ラヴィ・クマールさん、インドでの博士号取得と15年以上のIT分野での研究開発経験、そして日本の大手IT企業からのAI研究開発プロジェクトリーダーとしての採用内定、誠におめでとうございます。
お問い合わせの「高度専門職」ビザについてですが、ラヴィさんのご経歴から判断すると、高度専門職ビザ(「高度専門職1号(イ)」または「高度専門職1号(ロ)」)に該当する可能性が非常に高いと言えます。
高度専門職ビザとは:
高度専門職ビザは、高度な専門知識や技術、または経営・管理能力を持つ外国人が、日本で活躍することを促進するために設けられた在留資格です。ポイント制が導入されており、学歴、職務経験、年収、日本語能力、研究実績など、様々な項目を点数化し、合計点が一定の基準(70点以上、または80点以上)を満たす場合に許可されます。
ラヴィさんの該当性について:
ラヴィさんの場合、以下の点で高いポイントが期待できます。
これらの要素を総合的に考慮すると、ラヴィさんは高度専門職ビザの基準点を十分に満たす可能性が高いと考えられます。
高度専門職ビザのメリット:
高度専門職ビザを取得すると、通常の就労ビザと比較して、以下のような多くのメリットがあります。
申請の手続き:
高度専門職ビザの申請は、原則として日本に入国する前に行う「在留資格認定証明書交付申請」となります。日本の大手IT企業が、ラヴィさんの代理人として申請を行うことも可能です。
申請には、学歴証明書、職務経歴証明書、雇用契約書、年収を証明する書類、ポイント計算表など、多くの書類が必要になります。
今後のステップ:
ラヴィさんの素晴らしいご経歴であれば、高度専門職ビザの取得は十分に可能です。このビザを取得することで、日本での生活やキャリア形成において、多くのメリットを享受できるでしょう。
もし、申請手続きについてご不明な点や不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。